「ワタシの備忘録」・・・身体操作の合気のカラクリ☆

長年、空手の稽古に励み、あれやこれやの修行をやって、

「アイキ♡」を知り、何とも言えない穏やかな心境になって、

「あ~、心ってこんなになるんだー。このためにやってきたのか。」

その時は、心が緩むということの大切さが奥深くでわかったのであるが、

それから長い年月が経った今では、

いかに身体を緩めるか?

身体を緩めれば、心も緩むのである。

 

通常は、武道を突き詰めてやっていくと、

身体を緩めることの必要性がわかり、そこから「合気」へと進んで行くのであるが、

ワタシは、どーゆーわけか?「合気」が先になっちゃったのである。

で、身体のあちこちが固い!ってことに気づいたのである。

まぁ、あり得ねーほど、むちゃくちゃド突き合って来たのであるから

しゃーないのである。

ワタシの身体ちゃん♡ごめんね。

である。

 

で、凝り固まった部位を重点的にして全身をほぐすことに励んでいるが、

そこで、よくある勘違いが、

身体を柔らかくすること

と、

身体を緩めること

これは似てるようで、全然違うのである。

柔軟体操の開脚をやって180°足を開けるほど柔軟であっても、

「合気」の技が出来るようにはならねーのである。

たとえ、開脚が90°しか開かなくても、ちゃんと弛緩できれば、

「合気」の技が出来るようになるのである。

 

と、またまた勘違いするのが、

緩めに緩めて緩みまくり・・・

これではただの腑抜けになって、技も腑抜けになっちゃうのである。

陰陽マークが有名であるが、

陰の中にも陽あり・・・で、

緩みの中にも緊張が必要なのである。

じゃー、身体を緩めた中の緊張って何?

ということになるのであるが、何だかわかりますかー?

それは、

軸・・・

身体には3つの軸があるのである。

 

身体を前後に曲げる時は横方向の軸、

身体を回転させる時は縦方向の軸、

身体を側屈させる時は前後を貫く軸、

身体を弛緩させて動く時には、

これらの軸を中心にして円運動、もしくは回転運動をするのである。

わかるかね。

ま、わからなくても進めるのである。

 

身体を弛緩するとは、表層筋肉を緩め、その活動を停止させるので、

その弛緩させた身体を動かすのは深層筋肉なんである。

で、深層筋肉の働く力と、3つの軸のいずれかの円、回転運動の力によって、

相手は抵抗が出来ずに崩されてしまう・・・

これが、身体操作の合気のカラクリ☆である。

どーだ、けっこうスゲーこと書いてんだぜ。

 

で、もうちょっと、進めるのである。

身体の3つの軸が通る部位は、骨と関節である。

なので、身体を緩め、骨の存在を感じ、関節の可動域を上げるのである。

そうして骨の意識が高まって、使える関節が増えるほど、

また技をかける時にいくつかの関節を連動させたり、

何か所かの関節を違った軸の使い方を同時にやることによって、

合気の技の威力が上がるのである。

なので、使える関節が多いほど良いのである。

が、

便利になった世で育った我々は、

身体を動かすのに必要な部位が限定されちゃったから

かなり多くの関節、並びにその神経が眠りこけちゃってる!

使わなければ廃れてくのは人間の身体も同じである。

 

で、「咲心棒☆体操」や「立腰体操」なんかをやって、

眠りこけちゃった関節とその神経を呼び覚まし、

使える身体、動ける身体を創るのが咲心館の空手なんである。

「使える身体、動ける身体になる」とは、

「脳みそが活性化する」と同義である。

脳力が上がれば能力も上がるのである。

当たり前である。

 

で、身体を弛緩させて深層筋肉を働かせ、この3つの軸を使って動くには、

最大の重要なもう一つの軸が必要なのである。

これはわかるよな。

そう、

正中線!

である。

人は、正中線を育てるために生まれてきたと思うのである。

で、正中線の正体を知ることも一つの使命なんじゃないかと思うのである。

知っても別に得もしねーけど・・・

徳は増える!のである。

たぶん・・・。

また、たぶんかよ。

 

 

って、今日のブログは、

ワタシに降りてきた話なので、

ワタシが忘れた時のための備忘録なんである。

これを読めた人はラッキー☆である。

 

そーだろーか・・・。

 

咲 心太郎

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