昨日の夕方6時頃、お客さんが来て、
「今日は月がキレイやね。」
で、空を見上げると、雲の間にポッカリと
大きな満月が見えたのである。
ホントにキレイなお月さんで見とれちゃった♡のである。
でも、いつも見えてるのは月の半分で、もう半分の月の裏側は見えねーのである。
これ、人間の心とよく似ていて、
表の心、裏の心、もしくは表層心理、深層心理である。
心理の方は難しいので、表の心、裏の心の話である。
通常は誰しも、表の心で生活していて他人と交わり、
その他人の表の心と接して関係を築いているわけである。
表の心と表の心のお付き合いである。
その心が満月の日もあれば、半月、三日月の日もあるわけである。
しかし、自分が見てるのは相手の表面だけであるから、
裏面は見えねーし、こちらの見るという行為の光が当たらねーから裏面は闇である。
が、意図したり、時に意図せずして、
相手の裏面に光が当たり、その闇を表に出して来ることがあるのである。
武術を追求するに当たって、相手の技を読むというのは必須になるのであるが、
これは、相手の表の心ではなく、裏の心を観るということである。
相手の裏の心を観れるようになるためには、
「自分の裏の心を観て知る」
これに尽きるのである。
自分の裏の心を観れば観るほど知れば知るほど観えるようになるのである。
ちなみに心と考えは別物なので、相手の考えてることまではわからないのである。
で、昨日は、ワタシの心の光に照らされて、
裏の心を現しになられた方が、2人もいたのである。
と、昨日は、ワタシにとってはビックリ仰天のスゲー1日☆になったのである。
その裏の心は思った通りだったのであるが、まさか出してくるとはね・・・。
最初は午後3時過ぎに、いつも仲よくしてる仲間意識を持った方であるが、
裏の心が出た途端、もう観てらんねー、もう関わりたくねーになったのである。
でも、昔のワタシの裏の心と一緒なのが観えたので、
「もう絶対に、あんな風にはならねーぞ!」
と、凄く、身に染みて、とてもお勉強になったので感謝である。
でも、もう関わることはねーのである。
で、今度は月を見た直後にいつもは敵対関係にあるような方が来て、
職業柄全く見せない裏の心、それがスゲー思いやりの心である。
でも、その考えにはどーしても同調してあげられなくて、
大変申し訳ない気持ちになったのである。
で、今までは、その場しのぎみたいな応対をしていたところもあったけど、
それを反省しながら、何かしら少しでも応えを出して行こうと思ったのである。
しかし、思ってた通りとは言え、
好きな人はイヤな心を見せ、嫌いな人は優しい心を見せてくれる・・・
不思議だね。
ちなみに裏を出させる咲心館には表裏は無い♪
咲 心太郎
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