人生の遊び人☆

今週は水、土曜日の稽古に使っている公民館が使えなくて、

木、金曜日は稽古がない日で、4日連続で道場稽古がお休みに・・・

で、

毎晩、一人稽古に励んでいる。

普段の道場稽古では、

咲心館になってからのボクは、基本稽古の手技をみんなと一緒にやるだけで、

後は、

お弟子さんたちの動きをチェックしながら号令をかけているだけなので、

この一人稽古がボクの稽古だ。

これは道場稽古に行く前にもやってる・・・

そして年中無休だ。

そんな一人稽古では、もう20年以上、

良いと思ったことは、ずっとやり続けて来て、

同じことの繰り返しの中で新たなモノを見つける！

これを信念にやって来たけれど、

ここ数年では、

これまでやったことのないこと・・・

空手や武道の世界を超えて、いろんな世界の人たちの動き方なども

いろいろ取り入れながらやるよーになった。

そーすると、

空手の同じ動きばっかやって来たボクの身体が、

めっちゃ歓ぶみたいである。

そりゃそーだ、

何十年も同じことばっかやらされて来たんだから。ｗ

でも、

その新しい動きすらも、

ボクは毎日やって・・・

同じことの繰り返しの中で新たなモノを見つける！

それにしてしまう。ｗ

そーして、

新たな感覚を見つけては、

ボクの空手の技や動きに融合するのだ。

そんな咲心館の空手は、

どこにもない・・・

完全なボクのオリジナル空手☆だ。

 

そんな風に、ずっと・・・

一人稽古のメニューの一つで、竹棒☆を振って来ていたボクは、

不思議なお爺さん☆からいただいた、

不思議な棒☆を振る…振り回す⁉よーになってからは、

ここ2ヶ月くらいは竹棒☆を振らずに

竹棒☆よりも遥かに重い、不思議な棒☆だけを振っていた・・・

で、

昨日は不思議な棒☆を振り終えた後、

（あ！竹棒☆を振ってみよーかしら・・・）

ふと、そー思ったから

久しぶりに竹棒☆を振ってみた。

そーしたら

「何じゃこりゃ～！」

超ヤバい速さ！で竹棒☆が振れる！のだ！

これには、自分でもビビった。ｗ

これは、

不思議な棒☆の振り方を、竹棒☆の振り方と同じにしたからだろー。

同じことの繰り返しと新たなモノを取り入れる・・・

それが、

ボクの身体の中で融合したのだった。

こんなのが嬉しいから稽古を辞められない。ｗ

で、今は、

日本舞踊の武原はんという方の動きを研究しているけれど、

全く、どこがどーすごいのか？すらわからない・・・

ただ、

すごい人だってことだけはわかる。ｗ

ま、

わからない！知らない！出来ない！

だから

学ぶことがあるのだし、

それをやるのが

稽古というモノだ。

やっと、

わからない！知らない！出来ない！から

わかりたい！知りたい！出来るよーになりたい！という過程・・・

そんな稽古を楽しめるよーになった。

しかし、

あの舞踊の超ゆっくりとした、あの速さとあの動き・・・

何か美しいんだよな～。

あれを何とか取り入れて、ボクも美しい空手を創りたい。

 

先日の新聞に

不登校児が過去最高！

なんて記事があった。

学校に行かない子が増えているそーで、

それがコロナのせいだとか書いてあったけれど、

そんなわけがないだろー。ｗ

学校に行きたくない理由は他にあるはずだ。

ボクは、

義務教育の中学まではちゃんと行ったけれど、

高校は1年の1学期以降、授業には参加せずに

部活のサッカーだけをやりに行っていた・・・

そして、

高校3年の時にサッカー部の監督とケンカして、

サッカーを辞めることにした・・・

「サッカーをやらないなら学校に行く意味が無い。」

そー思って、学校も辞めた。

それからは、

朝からパチンコに行ったり、競艇、麻雀・・・

ろくに働きもしないで博打三昧のよーな日々を何年も過ごした。

そんな人生のツケが回って、

今では、

まるで、何度も地獄か？と思えるよーな状況の中を這うよーに生き延びてる・・・

そんなボクの同級生たちや知人たちの多くは、

それなりに卒業して、

それなりに就職して、

それなりに生活してる・・・

ボクも、

それなりに学校へ行って、

それなりに卒業していたならば、

こんな苦しみに遭うこともなかっただろー。

でもね、

その代わり、

空手に出会うこともなかっただろーし、

空手にハマることもなかっただろーし、

保江先生に出会うこともなかっただろーし、

その愛魂♡を授かることもなかっただろーし・・・

ま、

今、心の底から思える、

この幸せを知ることはなかっただろー。

だから

ずっと、ボクは、

それなりの暮らしをしている人よりも、

遥かに厳しい暮らしを強いられているけれど、

そんな安定した生活をしている人たちよりも、

ボクの方が、

よく笑うし、思いやりを持って生きている・・・

52歳のこの身体だって比べよーもないくらい、

病院通いや薬漬けの彼らよりも

ボクの方がいたって元気だ。

でもさ、

これって、

どっちがいいのかね？

未だに本当にわからない。

ま、

ここまで、来ちゃったからさ、

今さら戻れないしさ、

ボクは、

この道を進む。

いつか、

この暮らしも良くなると信じて。

だから

学校がイヤな子は、

咲心館へおいでよ♪

こんなボクと一緒に空手と遊ぼう。

そして

いっぱい笑おう。

 

人生の遊び人☆　　咲　心太郎