心と身体の姿勢。

武道では「立ち方」をとても大事にするのだが、

「自然体」で立つ、と言うたりもするのである。

で、「自然体」というのは、

リラックスして真っ直ぐ立つ。

超簡単である。

けどね、これがなかなか出来ないんだなー。

ま、一般的な言い方をすれば、

姿勢を良くする。

ということである。

姿勢=姿の勢い

であるから、

姿勢次第で、その人の勢いが変わるし、

姿勢でその人の勢い・・・思いや力が他人に伝わるのである。

長く生きてきた人ほど、身体の癖が身体に染みついて歪んじゃってるのである。

首、背中、腰・・・

これらの歪みのほとんどの大元は骨盤。

骨盤の向き、角度が歪んでいるのである。

骨盤を動かすと、それに乗っかってる背骨も動くのである。

で、骨盤を正しい位置や角度にすると、背骨が伸びて身体が真っ直ぐになるのである。

しかしながら、長年、骨盤をあまり動かさなかった人は、骨盤周りが凝り固まって、

さらに背骨を動かす深層筋も凝り固まってしまっているのである。

で、

真っ直ぐに立つのがしんどい。

そんで、身体が丸まっていたり、傾いて立って、悪循環になるのである。

80、90歳くらいならまだしも、70代くらいで身体が曲がってちゃー、

残りの人生はお先真っ暗である。

で、何とか一念発起して、

「真っ直ぐに立つぞ。」

何事も自分の心に決意するのである。

この心の勢いが、心の姿勢となり、

心の姿勢が身体の姿勢となる。

身体の姿勢が悪くて、身体を痛め、「しんどいなぁ」と思っていると、

心の姿勢が弱くなり、さらに身体の姿勢が悪くなり・・・

どんどんと身体が弱くなってしまって、

そしてまたさらに心が弱くなってしまうのである。

人間は2本の足で立つことが出来て、手が使えて進化してきたのであるから、

死ぬまで、最期まで、2本の足で立っていたいと思う今日この頃である。

で、なんとか、また日本に武道が広まって、

武道国ニッポンの復活と、寝たきり老人になる人がいなくなる日を夢見るのである。

そして咲心館の空手が世に貢献出来るよう、

さらに進化させるべく、これからも稽古精進に励むのである。

と、夢や目標に向かうのも心の姿勢を良くし、真っ直ぐに立つことに繋がるのである。

今日はマジメに書いたね。

だね。

咲 心太郎

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