「型稽古編~内歩進(ナイファンチ)」・・・健康にも良く、「合気習得」のオマケ付き☆!?

静かなゴールデンウィークだねー。ツバメの鳴き声が心地いいなー♪

闘いの後は、互いに調和や共存を目指すものだけれど、

まだ「コロナと戦う」から「コロナと共存する」になれないのかね・・・。

人間にとっては悪であるコロナも、コロナにとっては人間は神である。

神から見れば、人間もコロナも、どちらも等しく同じなんである。なんだそれ。

ま、こんな自粛引きこもり生活では一人稽古をやるのみである。

今はチャンスだと思いながら、まだまだスゲー空手家になってやるのである。

空手には、無限の力が宿っているのである。

で、「型稽古編」である。

咲心館の空手の道場稽古では、

型稽古は「大極」、「内歩進」、「転掌」と、この3つしかやらないのである。

ワタシは5つの型しか知らねーし、他の型には興味も魅力もないのである。

基本稽古、移動稽古をやって、その感覚でこの3つの型をやればいいのである。

この3つが出来れば、あとの型はすべて応用で出来るのである。

で、「大極」は移動稽古の延長なので割愛して、今日は「内歩進」である。

もう、こんな素晴らしい型に出会えて、空手をやってきて良かったと思うのである。

正中線や重心移動、回転運動と遠心力、丹田力・・・至れり尽くせりの型である。

健康のためにもとても優れているのである。

さらに「合気習得」のオマケ付き☆である。オマケじゃねーだろ。

ワタシは「合気習得」にかなりの時間と労力を使ったのであるが、

空手の基本の型である「内歩進」をやり込めば「合気」が習得出来るのである。

ワタシが師からいただいたのは「アイキ♡」で、この「合気」とは少し違うけれど、

「合気」を習得すれば、いずれ自然に「アイキ♡」へと進化していくのである。

でも「合気」も「アイキ♡」も技や力の現れ方は同じである。

ワタシはお弟子さんすべてに「アイキ♡」を身に着けて欲しいと思っているので、

「合気」を習得出来る「内歩進」は、特におススメするのである。

で、咲心館流「内歩進」の解説である。

この型でも正中線を意識して、背骨と腰骨の接点辺りに重さを感じ、

型の初めから終わりまで、この重さが抜けないように動くのである。

身体が上下左右とブレずに動くことが大切なのである。

横へ移動するこの型では、まず顔を右へ向けた瞬間、両膝の力を抜いて重心を落とし、

最初の左足を出して足が地に着いた瞬間に、その左足に正中線と重心を移動し乗せて、

そのまま右足を移動させ始め、足が着地した瞬間に正中線と重心を右足に一瞬乗せ、

またすぐ、その瞬間に正中線と重心を身体の真ん中に移動させるのである。

この説明で、わかるかな・・・。

正中線と重心を、

真ん中→左足(移動中ずっと)→右足(着地した一瞬)→真ん中

と移動するのである。

身体の中の線を3回動かすのである。

で、身体を移動して正中線と重心を真ん中にした瞬間に肚を動かすのである。

肚を右に向けて左に戻すだけの動きと力で!である。

この正中線と重心の移動と、肚を力まず動かせれば、勝手に手が動き出すのである。

その力で、この型の最初の技を繰り出すのである。

あとは、肚を右に左にと交互に動かし続ければいいのである。

締めをやらなければ、型の初めから終わりまで、動きが止まらず流れるのである。

締めて止めた時は、また肚から動けばいいのである。

これらの繰り返しである。

タオルを武器にしたとき、柔らかいタオルは放り出しただけでは威力は出ないが、

放り出したタオルを引くと、タオルはパン!と威力が出るのである。

手をタオルに見立て、肚を手として使うのが「内歩進」の型の技である。

この型で正しく移動して、正しく肚を動かすと、

慣性の法則、遠心力、回転力、重力、丹田力・・・スゲー技になるのである。

タオルのような柔らかい手には、いろんな力が流れるのである。

そして、この型をやり込むと、これらの力が体感でわかり、

自分で意図して、好きな力を使えるようになるのである。

でも、基本稽古と移動稽古もちゃんとやったらの話である。

書き忘れてたけど、基本も移動も型も、「一技一呼吸」である。

呼吸に動きを合わせてやるのである。忘れてたけど、コレ、重要!である。

また、この型は特に、「やる時の心境が大切!」なんである。

どうか、がんばって「アイキ♡」まで行ってちょ。

フルコン空手で「内歩進」の型をやってるとこってあるのかね。

咲 心太郎

コメント

  1. […] […]