【古えの教え】古きモノから新しきモノが生まれる・・・そして、「己を知る。」のだ♪

上達するにはなんと言っても「努力の継続」が必要だ。

これは空手に限らず何事においてもそうだろう。

 

ただ、

何に努力するか?何のために努力するか?

これを熟考することが大切だと思う。

 

もしも、ただの根性論とかで、良くない稽古の努力を続けたなら

良くないことになる!のは当然のことだろう。

 

例えば、身体に負担がかかる稽古をやり続ければ、いずれ身体が壊れるのだ。

ワタシらのような世代は、「根性論」で育った人間が多く

とにかくやる、なんでもやる、苦しくてもやる・・・自分を追い込む・・・

こんなのが「美学」になってる。

 

こんなことは、「超一流」とか「プロ」になれる人間だけがやればいいのだ。

現代では、ワタシら凡人がこんなことをやったって不幸が待っているだけだ。

 

ワタシも30代中頃までは、この「根性論」でやってた。

パワー負けするから重量の大きいバーベル担いでガンガン筋トレやったり、

スタミナないから走ったり、重りの入ったベストを着て階段ダッシュしたり、

身体に攻撃を喰らっても効かないように身体中を鉄アレイで叩いたり・・・

とまぁ、アホなんか、コイツは。・・・と今は思い出すだけで胸が悪くなる。

 

そんなある日、ワタシは幸運にも、自分の間違いに気付けた!のである。

 

重量の重いバーベルを上げるのは、ボディビルダーとかウェイトリフティング、

走るのは陸上選手などがやることだ!と。

空手は空手の稽古をしなくちゃいけないのだ!当たり前じゃん。

突きが強くなりたかったら突きの稽古。

スタミナがなかったら、息が上がらない動き方、身体の使い方の稽古。

打たれて効かされるのだったら、攻撃を受ける捌く稽古。

これらをやらずに他のことをやって強くなっても空手の上達とは言えないだろう。

 

突きを良くするために、正しい突き方を追求し、

スタミナ切れしないために、正しい呼吸法、動き方、身体の使い方を追求し、

打たれて効かされないために、相手の技を見切る方法を追求する。

 

まだまだ他にもいろんなことがあるけれど・・・

 

これらのことは、古の多くの偉人たちがその多くの教えを残している。

空手、武道の世界に限らず、いろんな世界の古の偉人たちが。

日本という国には、素晴らしい人間がたくさんいたのだ。今も。

 

そんでワタシは今でもこの古の偉人たちの教えを学びながらやってるけど

奥が深い!深すぎる!でもって、めっちゃ楽しい!面白い!

のである。

 

人間って、ホントに不思議な生き物!なのである。

 

そして体重53kgのワタシが100kgクラスの人とやってもパワー負けしないし

一日2箱くらいのヘビースモーカーなのにスタミナ切れしないし、

ワタシがまともに技を喰らうこともほとんどないようになっちゃったのである。

と言ってもワタシら凡人同志の集まりの中で!ですけどネ。

 

「古きモノから新しいモノが生まれる。」

 

みなさまも是非、「古の教え」を学んで実践してみてくだせー。

どんな世界の人にも、絶対にプラスになる!と思いますヨ。

そして・・・

「己を知る。」のだ♪

 

咲心館では、ワタシが学び実践し、出来るようになったことを

みんなと一緒に楽しみながらやっていこうと思ってます。

 

と言っても、何のために空手をやり続けてるのか?・・・と

ワタシもまだまだ「努力の途中の身」ですけど・・・ネ。

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コレ、ワタシが自分で彫って作りました。

小学生以来の彫刻刀だったけど、上出来だと思いません?

これは空手で学んだ、「身体と心の使い方」の応用でありまーす。

 

看板の木目が逆さまやんけー!

 

・・・知らんがな、そんなこと。

 

咲 心太郎

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