”独り神道”を歩んで来たボクの”振魂”

2ヶ月前くらいだったか・・・

あの植芝盛平先生がやってた

”振魂”ってな稽古法の動画が出て来たから

見てみると

それは

ボクが10年以上前からやってる

”ぷるぷる気功”とよく似ていた・・・

その”ぷるぷる気功”は

真っ直ぐに立った状態で

手の親指を薬指の付け根に軽く着けて

残りの4本の指で親指を軽く包んだ拳を作って

後は

膝を使って身体を上下に細かく振動する!

ってな

簡単な稽古?気功法なんであるが

この”振魂”は

両手をお腹のところで左手を上にして手の平を合わせて組んで

同じよーに身体を振動させるのであるが…

早速

”振魂”を試してやってみたら

お~!

こりゃ、すげーや!

今年に入ってから

ボクの身体の感覚やその理解が

尋常じゃないくらい

変化して進化しているけれど

この”振魂”も

ドッカーン!

いっぺんに身体にその反応が起こったわけである。

まぁ

ずっと

毎日”ぷるぷる気功”をやってきたからこその反応であろーが

これが

神ちゃまからのご褒美☆なのだろー。

その”ぷるぷる気功”よりも全然イイ!のである。

それからは

毎日、この”振魂”をやることになったのであるが

そんなボクのことを

AIってやつはわかるのか?

今日は

いきなり

他の”振魂”の動画が出て来るのである。

あれ以来

一度も”振魂”の動画も見てないし

検索もしてねーのに

何でだろ?

ホントにすげーよ。

3つほど動画を見て

すぐに”振魂”の理解が深まっちゃう!という

何とも

不思議なボクになってしまった。

さっきも”振魂”をやったのであるが・・・

気が付いたら

30分以上やってた。w

でも

これはマジでイイ!

理解しなくとも

”振魂”をやったら

もの凄く良いから

是非

自分で調べてやっておくんなせー。

ってか

こんなのが”本当に良い”ってわかる人は

なかなか

おらん。

 

この”振魂”というのは

どーやら

古神道などのモノだそーであるが

神道もやってたという植芝先生であるから

なるほどなー!

である。

このボクも

そんな植芝先生の「合気神髄」の本の影響が強かったから

30代半ば頃から

”独り神道”を歩んで来たわけであるが

この”振魂”は

おそらく

”鎮魂”の働きや作用があると思われる。

植芝先生は「合気神髄」の中で

”一霊四魂”という言葉を話しておられているのであるが

人間には

4つの”魂”・・・

”荒魂”、”和魂”、”奇魂”、”幸魂”があり

そこに

一つの”霊”の力が働いて”現象”が起こる・・・

この”霊”が

宇宙創造神である

天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)である。

ボクは

そんな理解と解釈に至ったのであるが

ここで言う

”鎮魂”とは

この4つの”魂”が

ほとんどの人は

そのバランスが崩れているから

それを整えて調和させること・・・

ほぼ

”荒魂”だけで生きて来たよーな

ボクだから

”荒れた人生”になったわけで

これからは

”振魂”をやって

その4つの”魂”のバランスを取り戻すゾ!

やった後は

”調和”してるのを実感するのである。

 

この”振魂”をやる時に

左手を上にして組む!

これは

”左が上位”ということを意味するわけで

それは

左は(ひ)、右は(み)・・・

(ひ)は、”火”で

(み)は、”水”であり

全ては”火”と”水”から成っており

火(か)と、水(み)で

”神”(かみ)になるのである。

また

火(ひ)は、”霊”(ひ)で

水(み)は、”身”(み)であり

霊は”魂”、身は”魄”

”魂”に”魄”が従う!と

植芝先生は仰られているわけで

だから

左が上になるのである。

こんな説明でわかる人おるのかねー?w

わかってもらえなくても

今日は

どんどん行くのである。

 

ここからが

今日の言いたいこと!なのであるが

火は”霊”であり”魂”で

水は”身”であり”魄”だというのは

人間は

”魂”と”魄”で出来ている・・・

それは

”心”と”体”である!ということである。

身体の70%は”水”であるそーであるが

その”水”というモノは

”固体”、”液体”、”気体”に変化するのである。

冷たく冷やせば”固体”になり

それをあっためれば”液体”になり

さらに熱くすれば”気体”になるのである。

現代人の身体は

ほぼ!

”固体”ばっか!

である。

あちこち凝り固まって

動きもスムーズじゃない・・・

そんな”技”にしかならんのである。

”固体”vs”固体”

どっちが固いか?

そんな”力比べ”ばっかである。

強い”固体”が

弱い”固体”をやっつけると

称えられるのである。

現代のほとんどの闘いにおいては

殺されることがなくなった

負けた弱い”固体”は

イジケたり、落ち込んだり…

あるいは

奮起して

さらなる強い”固体”になろーとしているが

神道や武道では

”液体”

さらには

”気体”へと変化させる!

それを

お示しになっているのである。

だから

その道に従って歩む者のその技は

固い動き(固体)から

流れる動き(液体)になり

氣が働く技(気体)になるのである。

そんな

”気体”である合気や愛魂は

身体ではなくて心…

”魄”ではなくて”魂”の技であり

”魂”に従って”魄”が動くのである。

その”魂”を動かすのが

”神”なのである。

人間は

”神”によって動かされるのであるが

神は”火水”であるから

あなたも神の成分を持っているのである。

それを

いかに使って

神に通じるか?

そして

通じれば

その力が作用するのが自然であり

そこを目指すのが

稽古とか

修行であり

人は皆

神人一体!なのである。

 

固まった体は”氷”の状態であり

”氷”を解かすには熱が必要で

熱を生むのは”火”である。

”火”は心であるから

あったかい心や

熱い心になると

その熱によって

”氷”が解けて

”水”となるのである。

「友よ、水になれ。」

あのブルース・リーも

そんな言葉を遺しているわけで

人は皆

”水”にならなくちゃいかん時代になったのである。

ってか

現代では

”火”の成分の心すら

”氷”のよーな人が多かったりするわけであるが

だから

合気や愛魂・・・

”気体”の技なんか

出来っこねーし

「そんなのインチキだろ!」

とか言って

夢も希望もない

現実が全て!みたいな

つまらなくて

固まった人間になってしまうのである。

もっと

神秘とか

不思議とか

奇跡とか

それらも信じて

自分にも

そんなことが起こる人生を

楽しんでみたら

どーでしょーか?

 

大切な人

大好きな人を思いやる

あったかい心と

大切なこと

大好きなことに対する

熱い心は

あなたを

水に変え

やがて

空間に溶け込むだろー。

 

咲 心太郎

コメント

  1. とても深いお話、ありがとうございます。

    魂 人の精神を司る気
    魄 人の肉体を司る気

    と調べたら書いてありました。

    振魂 ふりたまって読むんですね。
    知らないことばかりです。

    日本語って、漢字があって、訓読み、音読みがあり、同じ読みでもいろんな漢字があったり、おまけに、ひらがな、カタカナまで、改めて日本語の凄さに気づきました。

    左手が上になる意味も少しわかりました。

    柏手を打つ時、左手の手のひらより右手の手のひらを少し下げて打つということを、最近知りました。
    左手は神で、右手が人であるとかなんとか。
    浅い知識しかないですが、なんかしっくりきて、ずっと続けてました。

    振魂 ある動画で、3300回すると良いとか言ってたので、1分約220回位の計算で15分やってみました。

    いつもの道場稽古の基本技稽古を終えると、足裏母指球あたりがジンジンするのですが、この振魂は、途中からジンジンしてきました。

    ぷるぷる気候の時には感じなかった感覚です。

    またこれも取り入れて、稽古して行きます。

    いつも、たくさん教えを頂き
    ありがとうございます🙂

  2. 昨日も”振魂”をやったら
    あまりにも良くて脳みそがぶっ飛んでしまってw
    こんなわけのわからんブログを書いてしまいました。

    早速、調べたりやったりするなんて
    さすが!シゲルちゃんですネ!
    また続けてみてください♪