昨日の11月11日は
ボクが咲心館を立ち上げてから6周年で・・・
また
10年ほど前に
保江先生が福井までボクに会いに来てくれたという
特別な記念日だ。
そんな日の午前0時を過ぎた途端
咲心館のグループLINEが一斉に来てさ
「6周年、おめでとうございます。」
一斉に・・・ってサプライズかね？ｗ
また
日中には滋賀の忍ちゃんからも
愛のあるお祝いメールが来てさ
ちっと泣いて・・・
とても嬉しく思った。
けど
福井のメンバーに対しては
そんなサプライズは要らんから
「オレの教えを早よ理解して実践してくれた方が嬉しいんだけどな。」
なんて
思ったのも事実。
でも
こんな仲間たちに恵まれたボクは
また幸せな気分に浸りながら
嫁ちゃんとの会話を楽しみながらの夕食と
アルコールに酔いしれた。
この時は
まだ自分の高慢さや傲慢さに気づきいてはいなかった。
そんな昨日の夜の道場稽古に行くと
めずらしく福井のメンバー全員が揃ったから
やっぱ1111の日なんやな～
なんて思いながら
いつものよーに
バイトの面接の話やら何やら話していると・・・
突然
「先生・・・」
神妙な顔でジローが立ちあがり
「あの～、前からみんなで考えてたんですけど・・・」
な、何？
急にどーしたの？
何や？この空気は？
なんて戸惑いながら聴いていると
「新里先生に会って来てください！」
って”祝儀袋”を差し出して来た・・・
さらに
よく見ると
沖縄の旅行プランの印刷物まであるじゃないのーッ！
え！
は？
何なんだコレは？
夢？
現実？
どーいうこっちゃ？
わけがわからんぞ。
こんな経験も
想像すらも
オレの人生には無いゾ。
で
脳ミソがフリーズして
頭が真っ白になった・・・
あ！
こんな心・・・
嫁ちゃんと
そのご両親からは
もらったことがあったっけ・・・
これは
愛魂や
すげー愛や
あれれ
やばいよやばいよ
オレ、また泣くぞ
な、何？
みんなのその微笑ましげな笑顔は・・・
マジで泣くって！
こんなコイツらの前で泣いたら
この状態で
泣いちゃったら
絶対に
嗚咽泣きになるに決まってるやん
ついに
強い先生が崩壊してしまうゾ・・・
どーしよー。
えいッ！
僅かな力を振り絞って
何とか我に返り
フザけた言葉を使って
その場を茶化すことに成功した。
ふぅ～
危なかったぜ。
しかし
いきなり
新里先生に会いに行け・・・
っていう
コイツらの心遣いには
完全敗北だ。
そして
ボクは
自分の高慢さと傲慢さに
気づかせてもらえた。
空手の先生になって25年・・・
これまでには幼児からお爺ちゃんまで
３桁の人の先生をやった。
試合で活躍する子はもちろん
プロボクサーになった子まで
たくさん育てた・・・
それだけじゃない
学校でイジメられた子
親に認めてもらえない子
わけのわからん脳の病気にされた子
家庭不和が絶えない子
もう
いろんなお弟子さんたちと心から接して
ボクは
その弱い心に
勇気とヤル気を与えて奮起させ
その暗い顔には笑顔を起こさせ
元気を与え続けた・・・
中には
２人ほど
精神疾患を患って入退院を繰り返してた人が
まともに働けるよーにさえなった。
それもこれも
ボクに働く愛魂が為せる業だった・・・
が
それを知る者いない。
で
今は
そのほとんどが
ボクの傍からいなくなった。
これらは
ボクの愛魂の修行に必要なことだったのだと
わかったけれど
やはり
その見返りを求めるわけではないが
自己犠牲を払うばっかの人生で
その虚しさばかりが大きくなって
ずっと
先生を辞めたい・・・
って願望が頭の隅っこに在った。
でも
保江先生
畑村先生
新里先生
この偉大な３人の師から認めてもらえたから！
その一念だけでやって来た。
これが
ボクの誤りだった。
ボクは生涯をかけて空手修行に励み精進する！
それこそが
ボクの生きる意味であり
それだけが
生き甲斐でもある。
が
もう一つ
増えちまった・・・
今日からボクは
ボクを先生と慕う者がいる限り
例え
それが”たった一人”であろーとも
ボクは
空手の先生で在り続けることに決めた。
もう
ナイハンチ道が広まらなくてもイイ！
咲心館がデカくなって飯が喰えたらイイな～
ってな夢も捨てた。
ただ
今いる人たちのよーな心を持った
本当の仲間だけでイイ！
って思える。
飯代はバイトで稼ぐさ。
ってか
祝儀袋を持って
ジャグラーをやりに行きかねない
ボクは
さっき
新里先生に
「年明けに会ってくれませんか？」
ってメールをした
ダメだったら
ジャグラーｗ
コメント
“先生”！大好き！♡
僕らの夢 叶えてきてください!