「アホになって、とにかく笑え。」

今日の新聞に自殺者数が過去最少の記事である。

1978年の統計開始以来で、その数、2万169人。

40年以上、毎年、2万人以上の人が自殺でお亡くなりになっているということである。

一日で平均すると、毎日55人が自死しているということになる。

これで、過去最少って、大騒ぎしてるコロナよりヤベーんじゃねーの。

コロナの感染力より弱いけど、こういうマイナス感情も伝染するのである。

そんで悲劇のヒロインになりたい人間が多いのである。

自己憐憫という病なんである。どなたも罹るんである。

もちろんワタシも過去に罹ったのである。

自分で自分を憐れんでイジケるんである。

イジケたらアカンのである。イジケたら心が弱くなるんである。

イジケるヤツを何かが狙っているんである。

いつか必ず死ぬんだから、死ぬまで生きる。

イジケず覚悟を決めて、自己憐憫とは早くおさらばすることをおススメするのである。

そして悲劇のヒロインから喜劇のヒロインに変貌するのである。

ワタシらのフルコン空手の世界では、空手は苦しいモノ、その痛みや苦しみを乗り越えて強くなるモノ・・・などとワタシは長年の間、そう信じてやっていたのであるが、これは知らない間に洗脳されていたのである。身体をイジメ、心をイジメ・・・そんで強くなる。ってアホな人間か。昔の日常においては闘いやら飢えやらと厳しい時代であったから、そういう必要もあったのである。しかし、もうそんな時代は終わったのである。そんな強さは必要ないんである。で、今の時代は身体も心も大切に使わなアカンのである。ただでさえ、人は宿業を背負わされて生まれてきたのに、わざわざ苦しんで、苦しみを増やしちゃいけないんである。背負わされた宿業は、ただ生きていて放っておけば消えるのに、その人生で新たに苦しみを創るからにっちもさっちもいかなくなってしまうんである。この時代に生まれた人間は、少しでも多く、楽しむのである。笑うのである。宿業が現れたときは苦しいけれど、そんなときは心を他に向けて、何とか笑うのである。笑えば楽しくなるのである。そんで苦しみが小さくなっていくのである。苦しみは苦しんだら、さらにデカくなるんである。笑えば消えていくんである。そして笑ってるヤツには死神は憑りつけなくなるのである。で、笑ってるヤツには福神が寄って来るんである。笑って、悲劇のヒロインから喜劇のヒロインになって、悲劇の人生を喜劇の人生に変えるんである。悲劇の人生で死神が憑りつきやすい、死神が大喜びの世の中では楽しくねーのである。こんな豊かな時代なんだから笑うんである。そうして死神ではなく、天の神に召されるまで、何があっても自分の人生を全うするんである。

自分でどう思おうと、

あなたが存在していられるのは、

何かしらあなたを必要としてる人がいるからである。

誰からも必要とされなくなった、役を果たしたときは、

天の神に召されるのである。

天の神が召さないあなたは、まだこの世の誰かにとって必要なんである。

どんなに苦しくても自分で死んだらアカン。

死神の餌となって召される前に、「アホになって、とにかく笑え。」

咲 心太郎

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