昨日は「真の強さ」と「真の弱さ」について書いたのであるが、
これはあくまでワタシが思う正しさであって
あなたにとっては正しくないかも知れないのは言うまでもないことである。
「読んで正しくないと思ったあなたはそれが正しいのである。」
「でも読んで正しいと思ったあなたはそれで正しいのである♡」
そんな正しいと思ってくれたあなたに♡、正しくないと思う人は放っておいて
今日は「真の強さ」についてもう少し詳しく書いてみようと思うのである。
「50歳になった今のワタシは
20代、30代の頃のワタシを秒殺に出来る。」
ということである。
昔のアイツより今のワタシはめちゃめちゃ強ぇーのである。
昔のアイツより身体能力が劣る今のワタシなのに楽勝なんである♪
なぜ?なの?か?
「今のワタシは昔のアイツの弱点を知っている。」
からである。
「昔のアイツには出来なかったことが出来る。」
からでもある。
「昔のアイツの苦しみなんて今のワタシは苦しまない。」
ってのもある。
「加齢によって落ちた体力以外のすべての面で
今のワタシ自身は昔の自分より優れているのである。」
だから負けるわけねーのである。
この優劣を決めるのはワタシ自身でありワタシの心、本心というヤツのみである。
誰になんと言われようとどう思われようとワタシは空手を何よりも愛し、ずっとやり続けて来て本当に良かったと思える財産がコレである。
超おバカな人間として生まれた以上、おバカになって励むより他はなかったのである。
そんで少しだけマシなおバカになれたのである。
バカは死ぬまでバカなんであるがコツコツとやれば少しだけマシなバカになれるのである。
だからまだまだバカになって空手に励むのがワタシの生きる喜びである。
そんなワタシの周りでは40歳を過ぎたあたりから昔のオレはこんなに凄かったとか昔話自慢をする人間が多いのである。
聞かされる方はたまったもんじゃないんである。うぜーのである。
ウサギとカメの寓話は真実である。
若いときは勢い任せで突っ走り才能をひけらかし輝いて・・・でもみ~んなタレるのである、サボるのである。
ウサギさんなんである。
そんで昔話自慢しか出来なくなっていくのである。
ワタシは逆である。
ワタシの昔話はこんなにダメ人間だったって話しか出来ないのである。
だから空手の道をコツコツ、ノロノロと歩んでいるのである。
カメさんである。
超おバカに生まれたワタシは光り輝くウサギさんたちに追いつくことなんてあり得ないから、
歩いてるだけなのにずっと遠くの前を走ってたウサギさんたちが勝手に落ちていくんである。
勝利とは他者に挑んで勝つことではないのである。何があっても自分の信じた道を歩き続けることが勝利なんである。
この歩み続ける強さを「真の強さ」と言うのである。或いは「自分を愛する」とも言うのである。この道を行けば・・・
「過去と現在・・・今の自分の全てを受け入れて、
今の自分の全てを心底から愛せる日が訪れるのである♡」
そんな自分で他人を愛せるようになりたいもんである。
「愛されるより以上に愛せよ。」武の奥儀である。
昔の自分に負けると思う日が来たら・・・空手を辞める。・・・死ぬまで来ねーけど。
咲 心太郎
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