昨夜はあちらこちらで花火が打ち上げられたそーである。
だからか、お弟子さんからラインが送られて来て、
「花火って送ると、こーなりますよ。」
ラインを開くと、バックに花火が打ち上がる画面になっててビックリである。
で、家に帰って嫁ちゃんとお酒を飲みながら、
このことを話して、嫁ちゃんにもラインを送ってみたのである。
「何コレ~すご~い。」
あんまりこういうことに興味のない嫁ちゃんなのだがめずらしく喜んで、
「送ろうっと♪」
と言うて、いきなり娘ちゃんにラインを送ったのである。
娘ちゃんは1年ほど前から家を出て彼氏ちゃんと同棲中である♡
「花火って何?」
すぐに返信が来たのである。
嫁ちゃんは「花火」ってだけ送ったようで、時間は午前零時過ぎである。
「花火がどうしたん?」
すぐにもう一度来たのである。
そんなラインを送って来るような、しかもそんな時間にラインを送るような、
そんな母親ではないから娘ちゃんは心配になったのかも・・・である。
「どーしよう、なんて返したらいいの・・・」
と、嫁ちゃんが困ってしまったので、
ワタシが送ることにしたのである。
もちろん「花火」ってだけ送ったのである。
「花火って何?」
すぐにワタシにも返信である。
そんな娘ちゃんがキレてるか困ってる顔を思い浮かべて、2人で大爆笑したのである。
ホントにバカ親、バカ夫婦である。何をやって喜んでんの。
で、事情を説明するラインを送ったら、
「仲が良くてよかったね。」と「花火」って、
娘ちゃんからの優しい返信である。
こんなバカ親でも「愛」さえあれば、イイ子に育つのである。
そんなバカ親のワタシら夫婦は、未だに娘ちゃんが彼氏ちゃんと
どこに住んでいるのかも知らねーのである。知る気もねーし。
彼氏ちゃんと仲よく元気にやっていてくれたら、そんでいいのである。
また、コロナで学生寮から戻ってきている息子くんは、
昨日はバイトに出かけ、「日曜日の夜に帰る」とだけ嫁ちゃんに言って、
、
今はどこにいるのかも知らねーのである。
「子供を放ったらかし。」
子供は好きにすればいいのである。
親には子供を育てる責任があるけれど、自由を奪う権利はないのである。
成功するも自由、失敗するも自由、それが生まれてきた神意である。
で、本当に好きさせると、子供はちゃんとやるのである。
よく「親になったら、親の気持ちがわかる。」と、いろんな人に言われたけれど、
ワタシは親になって、
「子供の気持ちがわかる。」
ように成れたのである。
で、ワタシら夫婦のバカ親に、このワタシが育ててもらってたら・・・
「ワタシもちゃんとやってただろーな。」
と思うのである。
子供としては「大失敗の人生」だったけど
親としては「大成功の人生」である。
残すは「人としての人生」である。
咲 心太郎
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