昨日の稽古で、
いつも稽古の最後は組手なんであるが、
昨日は2ヶ月?3ヶ月?ぶりにワタシも加わってやったのである。
今年になって初めて手を合わせたかも!?ってなお弟子さんもいたのである。
で、「わぁ、久しぶりだなぁ。」と、嬉しくなって、
お弟子さんたちには、ちょっとイジ悪な組手をやってみたのである。
いつもはお弟子さんたちを指導しながら組手を見ているのだけれど、
やっぱり、実際に手を合わせてやるのは、その印象が全然違うのである。
で、今までは組手に加わった時は、相手のお弟子さんに合わせながら組手をやってたけど、
昨日はちょっとずらしてお弟子さんがやりにくいようにやってみたのである。
なのに、みんな全然平気な顔をして、どんどん突いてくるのである。
「前と全然ちがうやん!」
みんなが凄く良くなっていて、ビックリしたけど嬉しいのである。
咲心館の空手は、心、精神、意識、氣を育てるのであるから、
みんなのそれらが良くなっていた!ということである。
ワタシという空手バカ野郎は、
40代中頃までは、「とにかく凄い空手家になりたい。」と、
その頃もお弟子さんたちを育ててはいたけれど、
自分を!自分の空手を!凄くすることしか!頭になかったのである。
それが突然の思い付きで一人で咲心館を設立した一昨年、
今来てるお弟子さんがみんな所属してた道場を辞めて咲心館に来てくれたのである。
これはホントに想定外で、ショックを受けるほどビックリしたけれど、
その嬉しさのあまり、ワタシの心が変わったのである。
「咲心館とみんなを凄くしたい。」
もう「自分を凄くする」ってな気持ちはどっかいっちゃったのである。
「自分の空手を凄くする」って気持ちは、自分の空手が咲心館の空手になるので、
みんなを凄くするためにはそれが必要だから、まだまだ燃やすのである。
で、まぁ、2,3ヶ月ぶりに手を合わせたら、
みんなが凄く良くなっていて嬉しいったらありゃしなかったのである。
咲心館になってから、前道場時代よりも、稽古の参加を増やしてがんばってる人が多いし、
さらに咲心館の空手はめちゃくちゃイイのであるから当たり前である。
今後も続けていけば、「凄くなる」のは間違いない!と確信したのである。
で、ワタシがいつも手を合わせるよりも、久しぶりの方が良いのかもね~。
と、昨日はいつも以上に美味いお酒をいただいたのである♡
ホント幸せである。
あのさー、
久しぶりの組手ってさ、
オマエが弱くなっただけじゃねーの?
あ!そーだったの。
え!ちゃうやろ。
咲 心太郎
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