自分の周りで起きる全ての物事には、
「原因」と「結果」があると、
タローさんは教えてくれました。
「人間には、仏教では因縁という因果関係が説かれるように
「原因と結果の法則」があるのである。
何事にも、原因があり、その「因」によって結果、「果」が顕れるというのである。
良いことも悪いことも、この法則によって成り立っているんである。」
と、以下の記事でも話していました。
上司に怒られて嫌な思いをすれば、それを上司のせいにしたり、
誰かに文句を言われれば、それを言ってきた人のせいにしたり・・・
それら全ての「因」となるものを作っているのは、
まぎれもなく、
自分
なのに。
そんなこと、
とっくの昔に知っていると、
理解していると、
思っていましたが、
どうやらボクは、全く理解できていなかったようです。
先日、タローさんに怒られて、
自分なりに、これまでの23年間で起こったことを思い返してみて、
「本当にあの時、自分に非はなかったのだろうか」
「もしかしたら、自分のために言ってくれていたことだったのではないだろうか」
と、昨日まで、ずっと自問自答を繰り返していました。
そして、昨日やっと、
どの場面を見ても、
自分が嫌なことから逃げていた
ということに気づきました。
嫌な上司から逃げ、
話し合うのが苦手だから逃げ、
面倒くさいから逃げ、
緊張するから逃げ。
どの場面を思い返してみても、
ボクは、逃げていたのです。
どれか1つでも、
弱い自分に立ち向かって行ければよかったのに、
全部、逃げていました。
そして、
それをタローさんに逐一報告して、
その人達を悪者にすることで、
自分を保護していた
のです。
先生に友達の悪さをチクる行為と、なんら変わりがありません。
そして、
改めて、
何も成長していない
と思い、自分にがっかりしました。
「あの時から見れば、少しはマシな男に、人間になれただろう」
なんて、思っていたけれど、
全く変わっていませんでした。
そのつもりでいただけ。
だけど、
それが分かった今、
突っ立っていただけでは、何も変わらない
ことは、百も承知です。
それだけは、分かっています。
だからボクは、
弱い自分と戦い、逃げない
と、今日ここに、覚悟を決めました。
弱い自分に打ち克てるように、
咲心館をもっとたくさんの人に知ってもらえるように、
自分の夢が叶えられるように、
ボクは、もう絶対に嫌なことから逃げない
と、ここに誓います。
ここに誓った以上、
今後一切、逃げることは許されなくなります。
だけど、
それで良いのです。
どうせ、またすぐに逃げ出そうとするのだから、
いっそのこと、逃げ道を閉ざしてしまった方が良いのです。
この「因」が、どのような「果」を創りだすのかは分かりませんが、
この「因」が良いことだと信じて、
良い「果」を創り出せると信じて、
これから、生きていくことにします。
今日は、ボクの覚悟を。
咲 心次郎
コメント