今日も昨日のブログの続きなので、
飽きずに読んでいただければ幸いですm(_ _)m
Part①↓
Part②↓
Part③↓
Part④↓
Part⑤↓
70歳の上司にブチ切れられてからは、
その上司の言う通りにして、
怒られないように、過ごしていたので、
なんとか上司の機嫌を取り戻せました。
そうして、
またブチ切れられないように、
仕事をしていた僕は、
「これ以上は何も起こりませんように。」
と願いつつ、
仕事をしていました。
しかし、
そう簡単には、
終わらせてくれないのが、
地獄に住む悪魔さん。
70歳の上司にブチ切れられてからは、
波風立てずに、
言われることに従って、
仕事をしていたわけなのですが、
僕の元へ、
新たなる地獄からの刺客がやって来ました。
その日も、
いつもと変わらず忙しい日で、
僕達、日本人も、
カナダ人に混ざって、一緒に仕事をしていました。
この日の僕の主な仕事内容としては、
生の状態のカニを計量し、
重さごとにサイズを分けて、
箱詰めするというもので、
僕は、
ワーカーさん達に紛れながら、
作業兼、監視兼、指導をしていました。
すると、
いきなり、30歳の上司が来て、
「そんな所に突っ立てないで、もっと動いてくれん?」
と、言われました。
「え?今、この人にカニの詰め方とか測り方を教えているんですけど・・・」
と、返すと、
「いやいや、そこは人いらないから、こっち来て、カニ運んでよ」
と、少しイラついた口調で、言ってきました。
「は、はい・・・」
内心、めちゃくちゃ「???」だったのですが、
上司がいらないというなら仕方がありません。
そうして、
その30歳の上司が監視、指導をしていた場所へ行きました。
そこでの仕事は、
搬入されてきた生のカニを、
黒い、縦60cm、横1m以上ある箱に入れて、
僕が元々監視していた場所へ運ぶというものでした。
ちなみに、
この箱の重量は、
生の水分をたっぷり含んでいる、
カニさんがパンッパンに詰まっていたので、
20キロ近くありました。
しかし、
僕が行っていた地域には、
男の人がほとんどいなかった
こともあり、
ほとんどが、
おばちゃん
のワーカーさんでした。
なので、
この20キロ近い箱を僕の担当していた場所まで、
運ぶ人間が数人で、
しかも、
60歳を超えたおじちゃん
しか、いなかったのです。
(たしか、2人だったかな。)
そこで、
男で、
まだまだ、ピチピチの20代で、
空手をやっている僕が、
その肉体労働に抜擢されたというわけです。
まぁ、ここまでなら、別に良いんですよ。
上司に命令されるのは、
部下だったら当たり前のことだし、
仕事に関しては、
手を抜かない
と決めていたので、
仕事もしっかりとやります。
しかし。
僕が30歳の上司の場所で、
肉体労働を始めてから、
30分ほど経った頃・・・
20キロ近くある箱を必死こいて、
台車に積み、
僕が元いた場所へ持って行った時、
そこで僕は、
おかしな光景を見てしまいました。
それは・・・
Part⑦へ続く。
咲 心次郎
コメント